えんばく生活 は、現在準備中です。

2020/06/10 16:39

「GI(グリセミック・インデックス)」は、
食品に含まれる糖質の吸収度合いを示す指標です。
糖質の吸収が急激な食品は「高GI」であり、
対して糖質の吸収が穏やかな食品は「低GI」となります。



血糖値の急激な上昇は、糖尿病や肥満の原因となるので、
低GIの食品を選ぶことや、食べる順番で血糖値の上昇を
穏やかにすることが大切です。

そんな低GIの代表的な食品の一つがえん麦なのです。
えん麦に含まれる水溶性食物繊維「β-グルカン」は、
水に溶けると粘性を増し、摂取した食物の胃内での滞留時間を延長。
小腸での消化・吸収を緩やかにすることで、
食後の血糖値の急激な上昇を抑えます。
つまり、えん麦を上手に食生活に取り入れることで、
血糖値の効果的なコントロールが期待できるというわけです。


実際、日本の成人男女を対象に水溶性食物繊維「えん麦β-グルカン」を
摂取してもらった臨床試験で、摂取したグループは食後血糖値の変化が
穏やかになったという結果が出ています。
また、世界の研究機関が食後血糖値の上昇抑制を評価しています。